令和6年度 第2回事例を通して学ぶ多職種研修会 について(報告)
1 内 容 講 演:「OHAT-Jがわかる勉強会~目指すのは口腔の共通言語~」
1講 師:川内市医師会在宅医療支援センター 歯科衛生士 川原宜子
2 日 時 令和7年1月29日(水) 18:30~19:30
3 開催場所 川内市医師会立川内訪問看護ステーション 会議室
4 参加者 会場参加:6名
看護師(医療機関1名),訪問看護師2名,介護支援専門員1名,
介護職(通所1名),行政1名,在宅医療支援センター3名
オンライン参加:7名(6事業所) 合計13名
5 ま と め 今回は,医療・介護の現場で全国的に採用されている口腔の評価ツール
「OHAT-J」に沿って実際の症例から解説し,評価方法を学ぶことで「口腔内を誰が見ても同じように評価して情報を共有できること」を目指した内容の研修会を開催した。まず初めにOHAT-Jの項目別評価方法について,症状別の口腔内写真をもとに実際の様子やその原因などを説明いただいた。その後,練習問題ではOHAT-Jを用いてスコアをつける演習をおこなった。
参加者からは,「昼食時や口腔ケア時にしっかり観察していきたい」「スコアで判断できるようになったことでより細かく観察できるようになった」などの感想が寄せられた。ツールの使い方を学び活用することが日頃の業務を充実させることつながると感じられる内容であった。今後もより良い在宅医療・介護連携へ繋がるよう,研修を企画していきたい。
令和7年1月30日
川内市医師会在宅医療支援センター