平成30年度 第1回いいせんネット研修会(報告)

1 テーマ   「歯科における在宅医療の現在と今後の展望~今の訪問歯科診療はここまで出来る!~」

 

2 日 時  平成30年7月19日(木) 19:00~20:15

 

3 場 所   川内看護専門学校 会議室

 

4 参加者   講師1名、医師2名、歯科医師5名、薬剤師(実習生含む)18名、看護師5名、訪問看護師9名、ケアマネ18名、退院支援担当者8名、訪問介護3名、小規模多機能居宅介護2名、施設職員10名、地域包括2名、行政5名、在宅歯科2名、スタッフ4名     合計94名

5 内 容

①講演  演題 :「歯科における在宅医療の現在と今後の展望~今の訪問歯科診療はここまで出来る!~」

講師 :ぎんや歯科医院 銀屋一彦 先生

②訪問機材の紹介・質疑応答

 

6 まとめ   平成30年度 第1回いいせんネット研修会では、「歯科における在宅医療の現在と今後の展望~今の訪問歯科診療はここまで出来る~!」というテーマで、ぎんや歯科医院の銀屋一彦先生にご講演いただいた。

講演では、現在の歯科医療や口腔内と全身疾患との関連性、口腔内のチェック方法、在宅歯科医療推進室の活動内容・相談方法等についてお話いただき、写真等を用いて実際の口腔内の観察ポイントを理解することができた。また、活用する資料としては「お口チェックシート」「お口いきいき連携シート」「オーラルマネージメントカード」があり、活用方法を紹介していただいた。

講演後は、実際の訪問機材を会場に設営し、歯科治療の実演を行っていただいた。参加者が車椅子に座り、歯科治療の様子を体験していただくことで、質問等を直接歯科医師に聞きながら利用者の立場で体感する良い機会となった。

口腔機能を維持することは、高齢期において社会性を維持し、活動量、食・栄養状態、身体機能など多岐にわたる健康分野に関与し、口腔機能の低下は、要介護状態に陥ることが懸念されている。参加者からも、口腔内のことは積極的に在宅歯科推進室へ相談したい、歯科との連携を取り組んでいきたいという感想を得ることができた。

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平成30年7月19日

川内市医師会在宅医療支援センター

提供資料