令和2年度 地域つながる研修会について(報告)

令和2年度 地域つながる研修会について(報告)

1 テーマ  「~地域の頼れる存在を学ぼう~」

2 日 時  令和3年1月22日(金) 19:00~20:30

3 場 所  川内市医師会立川内看護専門学校 1階会議室

4 参加者

●会場参加38名、(講師3名、医師2名、歯科医師1名、薬剤師2名、看護師(医療機関)3名、訪問看護師6名、ケアマネ6名、MSW2名、行政5名、看護学校教員3名、その他1名、スタッフ4名)

●オンライン参加 26事業所(推定58名)                              合計96名

5 内容

①報 告:「川薩地域入退院調整ルール」運用状況について

●発表者:川薩保健所 健康企画課 健康増進係長 栗野孝子氏

②講 演:地域包括支援センター・在宅介護支援センターについて

●講 師:薩摩川内市地域包括支援センター グループ長 山元圭氏

③講 演:NPO法人高齢生活たすく会の紹介・活動報告等

●講 師:NPO法人高齢生活たすく会 理事長 植木正之氏

6 まとめ

毎年11月に「医療介護連携に関する意見交換会・懇親会」を開催していたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、意見交換(グループワーク)を行うことが難しいため、医療介護連携を進めるにあたり地域の頼れる存在を知ることを目的として、会場参加とオンライン参加を併用した研修会を開催した。

まず、川薩保健所より「入退院調整ルール」の運用状況について報告していただき、退院調整の漏れ率は横ばいであるが、入院中の面会制限のため連携が難しい状況にも関わらず互いに情報提供ができていることや、今後の課題を共有した。

講演では、地域の総合相談窓口である地域包括支援センターと在宅介護支援センターの業務内容や役割等、またNPO法人たすく会について紹介していただき、どこに何を相談して連携を進められるか、共有することができた。

参加者の感想として、「コロナ禍でも工夫して円滑に連携できるようにしたい」「地域で生活していく上で頼もしい存在だと感じた」などがあり、今後入退院時における連携の質を更に高めることが重要であることを意識づけ、そのための手段を確認することができたと感じる。今後も、地域全体で医療介護連携をより円滑におこなえるよう、研修会を企画していきたい。

 

令和3年1月25日 川内市医師会在宅医療支援センター

提供資料