令和3年度 第1回いいせんネット研修会 について(報告)
1 テーマ 「摂食嚥下・口腔ケア~食べる楽しみを支えるためにできること~」
内容
①講演:口から食べる意義とオーラルフレイル
講師:米良歯科医院 院長 歯科医師 米良 貴久氏
②講演:嚥下の基本と誤嚥の予防
講師:川内市医師会立市民病院 言語聴覚士 丸田 竜也氏
2 日 時 令和3年7月16日(金) 19:00~20:20
3 場 所 川内市医師会立川内看護専門学校 1階会議室
4 参加者 会場参加41名
講師2名、医師3名、歯科医師2名、薬剤師1名、看護師(医療機関)2名、看護師(施設・通所)4名、訪問看護師6名、介護職(訪問介護事業所)1名、ケアマネ5名、介護職(施設)1名、MSW・相談員2名、行政4名、作業療法士2名、看護学校教員1名、スタッフ5名
オンライン参加 事業所(推定45名) 合計86名
5 まとめ
今回は、2名の講師を招き、「食べる楽しみを支えるためにできること」をテーマに研修会を開催した。歯科医師の米良氏からは、歯列や歯周組織等の解剖学的な部分や、歯周病とその予防、オーラルフレイルがフレイルにつながること等を、言語聴覚士の丸田氏からは、プロセスモデルなど嚥下のしくみの基本から誤嚥の予防方法まで、詳しくご講演いただいた。食事に適した自歯や義歯の有無が食事形態を左右すること、人的要因や環境を変える等の工夫をすることで安全に食べられることを示され、日頃のケアに活かせる内容であった。
参加者からは、「食べることの大切さを再認識できた」「五感を使った介助を意識しようと思った」などの感想が寄せられた。
今後も、より良い在宅医療・介護連携へ繋がるよう、研修を企画していきたい。
令和3年7月21日
川内市医師会在宅医療支援センター
・・・動画配信について・・・
今回の研修会の動画配信はおこないません。ご了承ください。