川薩地区合同企画「現場から学ぶ感染症対策研修会」(報告)

川薩地区合同企画 現場から学ぶ感染症対策研修会 について(報告)

 

1 内 容

講演1: 新型コロナウイルス感染症対策のポイント

講 師: クオラリハビリテーション病院 長倉 周作氏

講演2: 新型コロナウイルス感染症発生時の初動対応

講 師: 川内市医師会立市民病院 中野 智子氏

講演3: 個人防護服の正しい着脱方法(実技含む)

講 師: 薩摩郡医師会病院 久保田 祥子氏

2 日 時  令和4年8月5日(金) 19:00~20:30

3 開催方法 川内市医師会立川内看護専門学校 1階会議室(ハイブリット開催)

4 参加者    会場参加:17名

講師3名、医師1名、看護師(医療機関)1名、看護師(通所・施設)3名、

訪問看護師2名、介護支援専門員1名、通所管理者1名、在宅医療支援センター5名

オンライン参加:66名(36事業所)             合計83名 

 

5 まとめ

今回、川薩地区合同企画として、3名の講師を招き、「現場から学ぶ感染症対策研修会」を開催した。

長倉氏からは、標準予防策や環境整備の重要性など「新型コロナウイルス感染症対策のポイント」についてご講演いただいた。講演の中では、病原体を見える化した動画を用いて、無意識の行動が感染リスクを高めていることに触れ、普段の行動を見直すことができた。

中野氏からは、「新型コロナウイルス感染症発生時の初動対応」として、やるべきこと、留意することについて順を追って詳しくご講演いただいた。ゾーニングや部屋移動の事例等も具体的にお話いただき、実際発生した場合を想定し学ぶことができた。

久保田氏からは、「個人防護具の正しい着脱方法」について1つ1つの手順の留意点についてお話いただいた。最後は、会場とオンライン参加者が個人防護服の着脱の実技を行い、3名の講師の方々から、着脱方法等について具体的にアドバイスをいただいた。

参加者からは、「ウイルスを持ち込まないことが一番だが、広げないことも同じくらい重要だと感じた。」「ゾーニングや個人防護服の着脱実技を現場でも活かしていきたい」などの感想が寄せられた。

今後も、より良い在宅医療・介護連携へ繋がるよう、研修を企画していきたい。

 

令和4年8月9日

川内市医師会在宅医療支援センター

 

提供資料